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田中一村展

  • 執筆者の写真: 加藤千奈
    加藤千奈
  • 2024年11月9日
  • 読了時間: 1分

東京都美術館で開催されてる田中一村展に行きました。

田中一村は東京美術学校を2ヶ月で退学してから、誰の指導も受けず画業を続け、奄美大島まで渡った画家です。2ヶ月は通っていたので、歩いていた上野で田中一村展が開催されるのも縁があるといえそう。

作品は10代20代の時からの作品が並び、田中一村の変遷が見れます。支援する人がいて働きながら絵を描いてたようです。

有名だったのは晩年奄美大島にて大島紬の絵付けをしてお金を貯めては絵を描いていたと聞いてましたが、田中一村が絵付けしていた日傘が展示されてました。白い日傘に花が描かれて愛らしい…田中一村の絵付けした品は人気があったようです。

変遷を見て行くと序盤は水墨画が主となり、そこから日本画画材での色彩構成を探求するような時代があり、晩年は墨を巧みに高い無彩で大胆な構成を楽しみつつ鮮烈な色を刺すような作品でした。

生きてる間は評価されなかった田中一村。世界がどうあれ絵を続ける人は続けるの代表格に思える。

 
 
 

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