スケッチ取材を終え、しばらく自分の中でモチーフを理解する時間が必要です。日本画の作品では写実的に描くわけではないので、ゆっくり時間をかけて自分の中に何が残るのかが重要です。モチーフの発酵期間とも言えるかもしれません。
作品制作のイメージ図を作る際に「あのモチーフにトライしてみよう。」と思い、発酵されたモチーフの中から選別して、絵に登場させます。
犬の横顔&ドット柄を絵にしたいなと思い、画面のサイズ、縦構図なのか横構図なのか考えます。構成ができてきたら、どんな背景色にするかなどを考えます。
この時は黒か赤か悩みましたが、赤背景はあまり描いていなかったので赤で行くことに決めました。また最後に顔を左向きに変えました。
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